アルコール依存症と言うと、皆さんはどのようなイメージを持たれますか?

ろくでなしな人間が陥るもの?
酒好きの哀れな結末?
酒好きな亭主を管理できないだらしない妻?

アルコール依存症は、アルコールの摂取によって、精神に異常をきたしてしまったり、言動が正常でなくなっていってしまいます。

ひとたびアルコール依存症になってしまうと、もう何年も、何十年もアルコールを含んでいなくても、アルコールを一滴でも摂取すると、再び元に戻ってしまうと言われます。

そう、アルコール依存症は一度発症すると、一生治らない病気だと言われています。

ここ注目してもらいたいのは、アルコール依存症は、病気です。
確かにきっかけは本人の継続的飲酒から始まっているいことが多いようですが、病気なのです。
アルコールによって本人の人格も言動もコントロールできなくなっている暴走列車のようなものなのです。

一般の人にはし好品であるお酒も、アルコール依存症の人間にとってそれは、麻薬と同じ。

したがって、アルコール依存症の症状を起こさないためには、本人が努力することはもちろんのこと、周囲の人たちの、本人にアルコールの誘惑を一切しないような環境作りを一生続けていくことが大切なのです。

ですから、もしも初対面に近い人間同士で相手のことをよく知らないときにお酒を勧めても、お酒を断る人がいたならば、もしかしたらその人はお酒を受け付けてはいけない人かもしれないので、「俺の注いだ酒が飲めないのか」などとは決して思わないように。

日本ではまだまだアルコール依存症に対して偏見の目で見てしまうところがあり、本人もあまりアルコール依存症であることを公にしたくないと言う人もいるので、まだまだこの偏見社会の中ではアルコール依存症であることを公言しながら生活していくのは生きづらい環境なのです。

せめて私たちがもっとアルコール依存症について理解していくことが大切なのです。

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